11月も半分が過ぎ朝晩が冷え込むようになりました。本格的な冬を前にして『冷え性』でお悩みの人は多いのではないでしょうか?今回は『冷え性』の原因についてをパーソナルトレーナーの目線で解説していきます。

まずはおおざっぱに、なぜ冷え性になるのか。それは血行が悪くなっているから。では、なぜ血行が悪くなってしまうのか。その原因は大きく分けて3つあります。
① 運動不足
運動不足になると、体力が低下します。体力低下にも色々な要素がありますがその中で冷え性に関わるのが、筋力低下と柔軟性低下です。

まず、筋力が低下すると全身の筋肉が減ってしまいます。筋肉が少なくなってしまうと血行が悪くなってしまいます。
そして、柔軟性が低下するというのは、筋肉が固くなってしまうという事です。筋肉が固くなると筋肉への血行が悪くなります。また、関節の可動域が狭くなるので筋肉が動ききれずそれも血行不良に繋がります。
② 自律神経の乱れ
自律神経は自分の意志とは関係なく、体内の様々な働きをコントロールしてくれています。心拍数、消化吸収、体温調整などなど。自律神経は交感神経と副交感神経に別れており、交感神経はアクセル側、副交感神経はブレーキ側です。

よく仕事のストレスで自律神経が乱れるとか耳にすると思います。仕事に集中してがんばっているのは、アクセル側の交感神経が優位の状態です。残業続きでろくに休息をとらずがんばり続けていると、ずっと交感神経が優位の状態になってしまい、副交感神経のスイッチが入りにくくなります。これが、自律神経が乱れるという事です。
自律神経が乱れ交感神経が優位になっていると、末梢血管が収縮してしまいます。すると、手足の先への血行が悪くなります。
③ 食生活の乱れ
食生活の乱れといっても様々な要因があります。まず、食べすぎ飲みすぎです。消化吸収するために胃腸に血流が集中するので、全身への血行は悪くなります。
次に、コーヒーなどカフェインの摂りすぎです。カフェインは血管を収縮させる作用があるため血行を悪くします。

そして、栄養バランスの偏りです。特に、野菜が少ないとビタミン、ミネラルが不足します。ビタミン、ミネラルは自律神経を正常に働かせるのに必要な栄養素です。それが不足すると、自律神経の乱れにつながり血行が悪くなります。
まとめ、
冷え性の原因は血行の悪さ。
血行が悪くなる原因は、
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
- 食生活の乱れ
もちろん他にも原因がありますし、どれか1つだけが原因というわけでもないです。様々な要素が複合していると思います。冷え性を改善するために、思い当たるものからひとつずつ改めていくのが良いと思います。
次回は、冷え性改善のポイントを解説します。
目的別ページ
- ダイエット
- ダイエット×腰痛改善
- ブライダルダイエット
- メンズパーソナルトレーニング
- 痛み改善
- 腰痛改善
- 膝痛改善
- 股関節痛改善
- 坐骨神経痛改善
- 四十肩五十肩改善
- 姿勢改善
- 猫背改善
- 反り腰改善
- ストレートネック スマホ首
- 不調改善
- 肩こり
- 冷え性改善
- むくみ解消
- 更年期症状緩和
- シニアのためのパーソナルトレーニング
- 中高生向けジュニアパーソナルトレーニング
- オンラインパーソナルトレーニング
- パーソナルストレッチ
- ゴルフコンディショニング
- ゴルフ 腰痛
- ゴルフ 飛距離アップ
- ゴルフ 腱鞘炎
- ゴルフ 脇腹の痛み
- ゴルフ 背中の痛み


