日本人の腰痛について、様々な統計を調べると、
こう見ると腰痛は、生涯でほとんどの人が経験して、今現在も男女問わず3人に1人が腰痛という事になります。

では、腰痛の原因は何なのでしょうか?
レントゲンなどの画像検査などを用いて原因を特定できる腰痛を『特異性腰痛』、原因を特定できない腰痛を『非特異性腰痛』と定義されています。
原因が分かるのが『特異性』、分からないのが『非特異性』です。
2012年発行の「腰痛診療ガイドライン」では、『特異性腰痛』が15%、『非特異性腰痛』が85%でした。85%が原因が分からない腰痛という事でした。
それが、2019年発行の「腰痛診断ガイドライン」だと、『特異性腰痛』が78%、『非特異性腰痛』が22%になりました。
78%の原因が特定できる腰痛は病院で治療が出来るという事になります。
しかし医療技術が上がってきても、腰痛の22%は原因がわからないままです。腰痛で病院に通ってもなかなか良くならないのは、この22%に入ってる可能性があります。

『特異性腰痛』は画像診断で骨や神経に異常があるってことです。ということは、『非特異性腰痛』は骨や神経には異常がない。他に原因がある。
それは何か?3つ考えられるポイントがあります。
① 筋肉
仕事で長時間同じ姿勢でいたり、体に負担がかかる動作を繰り返したりで、腰周りの筋肉が固く強張っている。

② 心的ストレス
仕事や家事育児など強いストレスを感じるとお腹の筋肉が固くなる事があります。緊張するとお腹が痛くなる人いますよね?それと同じような現象です。

③ 腰痛の記憶
1回腰痛を経験すると頭はその痛みを覚えてしまいます。その時と同じ状況になったら、痛くないのにまた痛くなるかもを現実にしてしまう事があります。

この3つについては、運動で改善できると思います。①腰周りの筋肉の柔軟性向上にはストレッチ、②運動して気持ちよく汗をかけばストレス解消に、③腰が痛くならない動きを習得すれば、また痛くなるという不安は払しょくできます。

最後に、腰痛改善にまずは病院での診断治療は必要です。その後に、治療で良くならなければ、運動で改善するのも一つの選択肢として視野に入れてみてください。腰痛診断ガイドライン2019でも、『慢性腰痛』には運動療法は強く推奨とされています。
一人でやるのが難しければPentaFitnessはもちろん、近くのスポーツクラブやパーソナルジムなど運動の専門家に相談するのをおススメします。
次回は腰痛改善にはどの筋肉を柔らかくしたらいいのか、おススメのストレッチなどをご紹介します。
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