日本人の女性に多い股関節の痛み、特に40代以降の女性に多いとされています。では、なぜ股関節痛は40代以降の女性に多いのでしょうか?
股関節が痛くなり病院に行くと、『変形性股関節症』と診断される人が多いです。他にも色々な症状がありますが、先天的なものと、後天的なものがあります。先天的なものは、生まれつきの骨の形などが原因なので若い時期から痛みがあります。では、後天的なものの原因は何でしょうか?加齢?運動不足?
今回は、PentaFitnessが考える股関節の痛みの原因を4つご紹介します。この4つが原因での股関節の痛みは、トレーニングや運動で改善できます。
① 筋肉不足
そもそも人間が動けるのは関節があるからです。関節がなかったらただの骨の棒なので動く事はできません。例えば歩くとき、足首、膝、股関節など色々な関節が動くから歩く事ができます。そして、その関節を支えて動かしているのが筋肉です。運動不足や加齢により筋肉が減ってしまうと、関節をしっかり動かす事ができずその関節に負担をかけてしまいます。

また、股関節は他の関節に比べてかかる負荷が圧倒的に高い関節です。両足で立ってる時が自分の体重分1倍だとして、
上半身と下半身を繋ぐ大きな関節だからこそ、これだけの負荷を常に受け止めています。この関節を支える筋肉が減ってしまったら痛めてしまうのは想像がつくのではないでしょうか?
② 股関節の形
股関節は、骨盤側がお椀のようになっていて、足の骨(大腿骨)の先端の丸い部分が、そのお椀にはまっている形です。このはまり具合に男女差があります。男性は深くはまっていて、女性が浅めになっています。この差は、出産が関係しており骨盤の形の違いからきています。

女性のように股関節のはまり具合が浅い事が、股関節の痛みの原因になってしまいます。男性のようにはまりが深ければ、股関節の位置がずれて周辺の筋肉が痛んでしまう事はほぼありません。はまりが浅いと、股関節がずれて周辺に筋肉に過度な負担がかかり痛んでしまいます。
③ 現代の生活スタイル
質問です。1日を通して、床までしゃがみ込む動作をしなかった日ありませんか?
現代は、ダイニングテーブルにイス、ベッド、洋式トイレ
昔は、ちゃぶ台に座布団、布団、和式トイレ

100年前とまではいきませんが、50~60年前までは毎日の生活の中で床までしゃがみこむ事をしていました。しゃがみこむ=股関節を動かしきる。股関節を動かしきらないから弱ってしまい、それが痛みに繋がります。
④ 日本人女性特有の仕草
電車で座ってる女性は、ほぼ全員が足を閉じて座っていると思います。足を広げて座るのが悪いとかではなく、日本の文化なのか慣習なのか暗黙の了解なのかわからないですが、自宅でも人前でも足を閉じて座るのが身についてる人が多いのではないでしょうか?

この、足を閉じる事が股関節にダメージを与えています。股関節は、多少外向きのほうが負担が少なくなっています。それを足を閉じる側=内向きの癖をつけてしまうと、股関節周辺の筋肉のバランスが悪くなり、痛みに繋がってしまいます。
最後に、
股関節の痛みがあれば、まずは整形外科など医療機関での診察が必要です。その結果をもとに、改善するにはどうしたらいいかを考えていきましょう。その上で改善には運動が必要で、今回挙げた4つに心当たりがあればパーソナルジムに相談するのも良いと思います。もちろんPentaFitnessでもご相談お待ちしております。
次回は、股関節の痛みを改善できるトレーニングやストレッチをご紹介します。
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