膝の痛みには様々な原因があります。ケガによるもの、リウマチのなどの内科的なもの、変形性膝関節症などの加齢によるもの。この中でも、ケガによるものと加齢によるものについては、運動で改善が出来ます。そもそも、加齢というのは原因ではないです。というか、原因にしてはいけないです。今回はそのあたりを解説していきます。

① ケガ
ケガによる痛みの中でも、直近で、転んで膝を打ってしまった、歩いていて膝を捻ってしまったなどでの痛みは、急性期の痛みなので、整形外科など医療機関に受診して炎症や痛みが落ち着くのを待つのが良いと思います。
かなり前のケガ、いわゆる古傷による痛みは運動で改善できます。
古傷という事は、もうすでにケガは治っている状態です。では、なぜ痛みがあるのか。それは、ケガによって膝周辺の筋肉のバランスが崩れてしまったからです。
ケガをしてすぐは、痛みで膝が動かせず筋肉が固く弱くなってしまいます。徐々に痛みがとれて良くなってきても、立ち方や歩き方が変わってしまい足の筋肉に左右差が出てしまいます。そして完全に痛みがとれても、歩き方や筋肉の左右差が戻らず、その左右差が原因になり古傷の痛みにつながります。
歩き方などの動作は良くも悪くも癖がつきます。特に膝のケガの場合、ケガをした時、治りかけの時の歩き方は必ずびっこをひいてしまいます。その歩き方の癖はケガが治った後も残ってしまいます。そんな左右差がある歩き方が長く続く程、筋肉の左右差も大きくなってしまいます。

古傷による膝の痛みがある場合は、左右差が広がってしまう前に、早めの改善が必要です。まずは、自分の立ち方(膝やつま先の向き)や歩き方(靴の減り具合の左右差)を確認して、見直しましょう。
② 加齢による変形性膝関節症
膝が痛くて病院を受診したら、変形性膝関節症ですねと言われて、加齢によるものですと。良く耳にする話ではないでしょうか?
原因が加齢なら、みんな変形性膝関節症になります。でも、そんな事ないですよね。加齢は原因ではないです。本当の原因は他にあります。それは、膝の使いすぎと使わなさすぎです。
膝の使いすぎにも2つあり、まず1つ目が長年運動をしてきたからによる使いすぎです。ウォーキングやジョギング、テニスやゴルフなど趣味や健康のために運動を続けるのはとても良い事です。ですが、運動後にストレッチなどのケアを怠ると体にダメージが残ります。そのダメージが膝にたまり、使いすぎになります。

2つ目が日常の生活動作での使いすぎです。普段私たちは、立ったり座ったり歩いたりを自然にやってます。例えば座る時、膝以外にも股関節や足首など色々な関節を使って座ります。理想は、色々な関節で負荷を分散しながら座ります。それが、膝中心で座るを繰り返すと膝ばかりが摩耗してしまい使いすぎになってしまいます。
では、使わなすぎとはどういう事か。膝に限らず、関節は動かさないと固まってしまいます。普段からあまり歩かず、座ってる時間が長い生活をおくっていると、膝周辺の筋肉が固くなり弱くなり衰えてしまいます。

また、現代の生活スタイルも使わなすぎを助長していると思います。最近正座で座りましたか?イスに座り、ベッドで寝て、洋式トイレを使う生活だと膝を曲げきらなくなってしまいます。
膝の使いすぎと使わなすぎによる膝の痛みには、運動後にストレッチなどのケアをしっかり行う。膝だけに負担をかけない動作を身に付ける。歩いたりしゃがんだりなど膝を適度に動かすのが良いと思います。
まとめ、
今回は膝の痛みについて、運動で改善できる原因をご紹介しました。次回はどのような運動がいいのか、おすすめのトレーニングやストレッチをご紹介します。
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